投資も筋トレも、基礎がなければ崩壊する。
今回は「守りの筋肉」=生活防衛資金を、最短ルートで貯めるフォームを解説する。
守れてこそ、攻められる
筋トレでいきなりMAX重量に挑むやつは、だいたいケガして消える。
投資も同じ。生活防衛資金がスカスカのまま攻めると、相場が下がった瞬間にメンタル損切り。
今日から“ケガ防止のサポート筋”を鍛えよう。
① 生活防衛資金はいくら必要?“3層基準”で迷いを消す
- レベル1(3〜6ヶ月):安定雇用・独身 → 目安120万円
- レベル2(6〜9ヶ月):共働き or 扶養あり → 目安160万円
- レベル3(9〜12ヶ月):自営/フリー+扶養 → 目安240万円
式:目標額=最低限の生活費×月数
例:生活費20万円 → レベル2なら 20×8=160万円
② 積立額の決め方(簡易式+最小ライン)
推奨積立額(万円)=生活費(万円)×目標月数 ÷ 期日(月)
例:生活費20万/目標8ヶ月分(160万円)を6ヶ月で貯めたい場合 → 20×8÷6=26.7万円/月
最小ライン:手取りの15%
→ 15%なら生活費6ヶ月分が約3年で貯まる安全域。
余裕が出たら20〜30%に増量。
③ 生活防衛資金の達成期限|90日で半分、180日で満額
期日がない貯金は、夏のジム通い並みに消える。
標準:90日で50%、180日で100%。
達成月数=目標額 ÷ 月貯蓄額(ボーナスは月換算で上乗せ)

このカーブ上で自分の毎月額を当てはめ、到達月を決めてカレンダーに登録。
④ お金の“置き場所”はここに固定
- 別銀行の防衛専用口座(普通預金のみ)
- カード・アプリ連携は切る(見えない=触らない)
- 預金保護の範囲(1000万円)内で分散
即時性>金利。ここは筋肉の関節みたいなもん、壊したら終わり。
⑤ 使っていい条件&補充ルール(明文化)
OK: 医療費/失業・収入断/急な転居/主要家電故障
NG: 旅行/投資の追撃/嗜好品
特別費バッファ:家電・冠婚葬祭用に別枠(生活費20万→10〜20万円目安)
補充: 使った分は30日以内に原状回復。超えたら家計を再設計。
⑥ 最短ルートの“3ステップ”
- 即効カット: 不要サブスク停止/格安SIM/電気・ガス見直し
- 給料日バーベル法: 給料日の20〜30%を自動振替
- 専用口座封印: 投資ゼロ。守り筋はフォームの基礎。
⑦ 7日スプリント(1週間でギアを上げる)
- 生活費を分解(固定費・変動費)
- サブスク1本解約
- 格安SIM見積り→申込み
- 電気・ガスのプラン変更
- フリマに2品出品(売上は防衛口座)
- 給料日自動振替設定(25%)
- 貯金の初回一括入金(測定日設定)
⑧ 月次レビューで脱落防止
毎月給料日の翌日に5分だけ:
1) 残高
2) 進捗%
3) 来月の積立額
→ 小さくても“重量”を上げ続けること。
⑨ やってはいけないこと
- 投資の含み益を防衛資金として数える
- リボ払いを抱えたまま貯金
- スクワットしながらベンチプレス(=無理な両立)
💡よくある質問(FAQ)
Q. 生活防衛資金はどこまで現金で持つべき?
A. 基本は100%現金でOK。余剰分が多い場合のみ定期預金や個人向け国債を検討。
Q. リボ払いなど負債がある場合は?
A. 積立を15%維持しつつも、完済を最優先。防衛筋よりも“止血”を先に行うべし。
今日のアクション(3分メニュー)
- 期日をカレンダーに登録(90日で50%/180日で100%)
- レベル(3〜12ヶ月)を決める
- 給料日に25%自動振替設定
守り筋は、攻め筋の土台や。弱いとベンチMAXは一生上がらん。
まとめ
・生活防衛資金は「筋トレ前のストレッチ」。
・守りがある者だけが、暴落に笑える。
・読んで満足するな、今すぐ設定しろ。フォームを作れば結果はついてくる。
関連リンク
免責事項
本記事は筆者の個人経験に基づく情報提供であり、投資助言ではありません。
制度内容や金融商品は変更される場合があります。最新情報は公式サイト等をご確認ください。

コメント